02転勤の準備
引越しごみ
転勤が決まっていざ引越しとなったとき、引越しの際にでるごみの処分はきっちりと行わなければなりません。
粗大ごみについては有料で申し込み制。
回収は1ヶ月に1回だけなので、その1回を逃すと大変です。
粗大ごみについては早めにめぼしをつけて、できる限り早めに粗大ごみの回収センターに連絡するようにしましょう。
どうしても日程的に無理な場合は、今は各地にリサイクルショップが多数ありますから買い取り依頼をしに行ってみるという手もあります。
エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などで転勤先に持っていかないで壊れているのでついでに処分をしていこうと思う場合。
これらは家電リサイクル法でごみとして簡単に処分できないことになっています。
きちんと手数料を支払って電気屋さんに回収を依頼しましょう。
その他にも本や雑誌、DVDなど不要なものがあれば、ブックオフなど買い取り業者に持って行くとごみにならず多少なりとも収入を得ることができます。
DVDなどについてはレンタルしているものがあれば、引越し前に忘れずに返却するようにしましょう。
新聞、雑誌、ダンボール、古着などのごみについても自治体の回収日に合わせて引越し前にきちんと出していきましょう。
地域の収集日が引越し日までになく間に合わない場合は、自分で地域のリサイクルステーションに持っていって処分することもできますから覚えておいてください。
引越しの荷物をまとめていると、いらない物、ごみがたくさんでます。
早めに処分してすっきり転勤先へ引越しできるように、早め早めに荷造りを開始するようにしましょう。
児童手当
児童手当とは、小学生までの児童を養育している人に支給される手当のことを言います。
支給対象者は生まれたての赤ちゃん~小学校終了前の児童です。
具体的には12歳に到達して最初の3月31日を迎えるまでの間の児童のことです。
養育している人に対して支給されます。
ただし所得が一定以上あると支給されないので、毎年前年の所得がチェックされます。
児童手当を受給するには、支給の申請手続きを行わなければもらえません。
児童を養育している家計を支えている生計維持者が居住している市町村長あてに申請をして認定されれば翌月分からもらえるのです。
公務員の場合は職場にて申請します。
申請の際に必要な書類は、児童手当用の前年度収入証明、受給を受ける銀行口座のわかるもの、健康保険証です。
児童手当の支給金額は、1ヶ月分が1人目は5,000円、2人目は5,000円、3人目は10,000円です。
ただし2歳以下については1人目、2人目も10,000円です。
支給される時期は、2月と6月と10月で前月までの4か月分がまとめて支給されます。
児童手当をもらうには「現状届」というものが必要です。
毎年6月に所得証明を添付して提出するものです。
転勤などによって引越しされた場合は、すぐに居住している市区町村役場にいって申請を行う必要があります。
必要な書類などは転勤先の市町村によって若干違いがありますから、事前に確認してから行くといいでしょう。
ちなみに転勤した場合、所得証明は旧住所の市町村役場からもらう必要があります。
所得証明をもらいにわざわざいけない場合は、依頼すると郵送してもらえます。
ただし切手代や手数料をとられる場合もあります。
財形住宅融資
財形住宅融資を受けている住宅に住んでいる人が、転勤や転職、病気のための長期療養など生活状況の中でやむをえない理由によって現在住んでいる家に家族全員が居住できなくなった場合。
その期間は融資住宅を管理する管理人を選任すると、返済を継続できます。
これを「留守管理」と言います。
留守管理の期間は3年以内とされています。
転勤の辞令がおりたけれど、単身赴任し家族はそのまま残って住む場合、しかしながら借入した本人がいない場合は「変更届」を提出します。
この場合の転勤とは、会社から辞令がでて家族全員で引越しを決めた。
将来は融資住宅に戻ってくる予定でその間は留守にすることです。
この他にも認められる例として「転職」によって遠方の会社に就職を決めたために一時的に融資住宅を留守にして将来戻ってくる場合。
「出産」のため里帰りする、一時的に家族全員で里帰りして融資住宅を留守にする場合。
数年間だけ両親と同居して「育児」を行い、一時的に融資住宅を留守にして将来戻ってくる場合。
子供が私立中学に通うことになり通学に片道2時間もかかるので、卒業までの間融資住宅を留守にして学校の近くに住むことにした場合。
その他にも生活状況の変化によって様々な事情が考えられます。
無断で融資住宅を他人に貸し出したりすることは絶対にできません。
居住しないことも融資の契約違反になるので、一時的に留守にする場合はきちんと届け出をするようにしましょう。
申請する際は融資を返済している銀行に、所定の用紙で行います。
転勤の場合は辞令の証明書なども添付する必要があります。
友達作り
夫の仕事の都合で転勤になった場合、夫には転勤先の職場での仲間がいますが、妻や子供には新たに友達作りをする必要があります。
この友達作りが一番苦労することではないでしょうか。
夫には職場という出会いの場があって、子供には学校という場がある、それでは主婦はどうしたらいいのでしょうか。
家の中にずっといても誰も友達はできません。
転勤生活を楽しみにはまず友達作りからです。
友達を作るように努力しなければなりません。
大変大変と考えるばかりではなく、日本全国転勤先にいっぱい友達ができているとプラス思考で考えましょう。
それでは転勤先のご近所での友達作りの方法を考えてみましょう。
地方などの場合、公民館や市町村施設でイベントや講座等が開かれているものです。
このような場に積極的に参加することが大切です。
講座なども市町村企画のものは受講料が安くて仲間を見つけられるいい機会です。
あるいは主婦サークルを探すことです。
バレーやテニスなど意外に多くあります。
まずは見学してみてその雰囲気をみてなじめそうならぜひ入会してみましょう。
小さなお子さんがいる場合は、育児サークルなどもいいです。
ママさん友達だけではなく、子供にも同年代の友達を作ってあげることができて一石二鳥です。
子供がいなくて働ける主婦の人は、新しい仕事を探してその職場で世界を広げて友達作りするという手段もあります。
まずは転居先のハローワークで仕事情報をチェックしてみるといいです。
失業手当
夫婦共に働いている場合で、夫が転勤を命じられた場合、家族そろって転勤先へ転居するのならば、妻は今の仕事を辞めなければならないケースがでてきます。
その場合の妻の会社の退職理由は自己都合ということになります。
通常自己都合の場合、失業保険は待機期間がありすぐには支給されません。
そもそも失業保険というのは定年退職や解雇による場合、7日間だけ待機期間があってその翌日支給開始となります。
しかし自己都合退職や自己の責任で解雇された場合は、7日間の待機期間だけではなくさらに3ヶ月間支給されない給付制限がかかってしまいます。
つまりかなり先まで数ヶ月待たなければ失業保険はもらえないということです。
しかしながら、自己都合といえどもやむをえない事情であるとハローワークが判断すれば給付制限がかからない場合があるのです。
配偶者の転勤によって、自分が退職したという事情は、そうせざるを得なかったという状況をハローワークに認めてもらわなければなりません。
そのために次の要件を満たしているといいです。
自分が離職してから、引越しまでの期間が1ヶ月もないこと、そして引越し先まで片道2時間以上かかること。
そして引越し先の近くに自分が勤めていた会社の支店や営業所がないこと。
ハローワークで事情をきちんと説明できるように、離職票だけではなく自分が退職したことがやむをえなかったことを説明できる資料を用意しておくといいです。
いずれにしてもハローワークに事情説明をして相談をしてみましょう。
下見のコツ
物件と周辺環境の下見のコツを紹介します。
まず現地に赴く際に、不動産会社の休みの日をチェックしておくことを忘れないようにしましょう。
忙しい仕事の合間をぬってせっかく現地に行っても不動産会社が休みでは何の意味もありません。
転勤する場所が土地勘のない場所の場合、物件探しは結構難しいです。
物件だけ気に入っていいなと目ぼしをつけてみても、実際に行ってみたら問題がいろいろでてくることもあります。
例えば物件が転勤先の職場のすぐ隣の市なので、近くて便利だと思っていたら、実際には交通の便がすごく悪くて乗り継ぎを重ねないといけないなんてこともあります。
駅が近いからいいと思って決めても、実際には駅同士は直接同じ路線ではなく、遠回りして乗換えしないとつかないなんてこともあります。
物件を絞り込んだら、実際に物件から勤務地まで公共交通機関で移動してみることが大切です。
これは絶対に実践しておきましょう。
地図でみるのと実際に電車に乗って歩いてと移動してみると全然距離の感覚が違うものです。
転勤先の家のご近所がどんな人が住んでいるのか、なんていうのはなかなかチェックしている時間まではないはずです。
そんなときは、ご近所の家の玄関先、家の前の道路などを見るといいです。
家の中がきちんとしている人は玄関先や家の周囲の道路もきちんときれいにしているものです。
マンションなどの場合ですと、玄関先などが汚ければ全てにおいて管理がズボラということになります。
さらに物件が絞り込めてきたら、近所のスーパーや病院、学校、保育園、駅、銀行などまで実際にあるいて周辺環境をチェックしておきましょう。
夜の景色も一通りチェックして歩いてみるといいです。
昼間は気にならなくても夜は思わぬところにお店があってネオンがこうこうとついていたり、深夜営業の飲食店の換気扇の匂いがしたりするなど昼間とは違う景色があるからです。
知らない土地だから、より慎重に注意深くチェックすることが大切なのです。
家探し
転勤者の人たちのための家探しのポイントを紹介します。
いい物件を見つけるためのワンポイントアドバイスもあります。
最初は家族同伴の転勤をする人の家探しのポイントです。
家探しをする上で自分達が優先したい事柄を明確にします。
ポイントを次のように分類されます。
「学校の学区優先する場合」。
「生活するために必要なスーパーや病院などの施設を優先する場合」。
「交通機関の便利さ立地を優先する場合」。
「物件の広さや間取りを優先する場合」。
第一に住環境を一番に考える人が多いようですが、さらに具体的なポイントを明確にしていくことが大切です。
家探しのポイントが明確にできたら、不動産会社にその条件をきちんと伝えることが大切です。
その方が不動産会社も的確にアドバイスをしてくれます。
家探しをする前にその地域に実際に住んでいる会社関係者などに現地情報を入手しておくことも大切なポイントです。
地域環境については、住んでみなければわからないこともたくさんありますから実際に住んでいる人に聞くのが一番です。
次に現地に赴いて実際に家探しをする場合は会社が休みになる休日になってしまうことが多いです。
休日に家探しをするときには注意しなければならないことがあります。
転勤者が家探しをするときは、会社の住宅基準に沿って行わなければなりません。
しかし休日では会社の総務部などと連絡がとれません。
ですから会社の住宅基準を自分できちんと理解しておく必要があります。
せっかく気に入った物件が見つかっても、あとか会社の基準に沿っていないことがわかってもう一度探しなおさなければならなくなります。
転勤のときは業務の引継ぎなどもあり家探しにあまり時間を費やすことはできません。
貴重な時間をロスしないためにもきちんと住宅基準を把握してく必要があるのです。
手続きに必要なもの2
引越しの3日前までに行うこと。
「水道料金の精算」は転勤先が決まって新居が決まったらすぐに電話で転勤前に住んでいる地域を管轄している水道局へ連絡します。
「ガス料金の精算」はガスの検針書に書かれている営業所に電話で連絡します。
「電気料金の精算」も検針書に書かれている営業所に電話で連絡します。
引越しした後に行うこと。
「住民票の転入届」は引越しして14日以内に転勤して新しく居住する地域の市町村役場に届け出をします。
手続きに必要なものは、役所にある転入届の用紙、転出証明書、印鑑、国民年金手帳、就学前のお子さんがいる場合は母子手帳です。
「印鑑登録」も転入届と一緒に行うといいです。
手続きに必要なものは、登録する印鑑と役所にある印鑑登録の申請書です。
引越し前の居住地での印鑑登録に関しては、「転出届」を出した時点で「印鑑登録」も抹消されていますから大丈夫です。
「運転免許証の住所変更」は引越ししてからできる限り早めに、転勤して新しく居住する地域の警察署へ行っておこないます。
手続きに必要なものは、新しい住民票、免許証、他県から転入の場合は写真も必要です。
「自動車関係の登録変更」は転入してから15日以内に行う必要があります。
転勤して新しく居住する地域の陸運事務所に行います。
手続きに必要なものは、車、車庫証明、車体検査証、新しい住民票、実印です。
このようにして期限が設定された申請、変更届などが多数あります。
落ち着いたら金融機関の支店変更や貸金庫などを借りる場合は銀行へ行って申込みをするなど行うことはたくさんあります。
引越しのチェックリストを作成するなどして、できたものからチェックしてやり残しがないようにしましょう。
手続きに必要なもの
転勤が決まったらすぐに考えなければならない引越し。
引越しは大仕事です。
転勤までの短い期間にやらなければならないことは山積みです。
とにかく要領よくこなせるように引越し作業や手続きに必要なものなど具体的にリスト化してみました。
引越しの6日前までに行うこと。
「住民票の転出届」転居する日までに旧住所の市町村役場に届け出します。
手続きに必要なものは、届出人の印鑑、加入者は国民健康保険証、役所にある転出届の用紙です。
転出届と同時に市町村役場で行うこととして「国民年金の住所変更」があります。
手続きに必要な、国民年金手帳、印鑑、転出証明書を用意します。
「国民健康保険」の資格喪失の手続きも行います。
手続きに必要なものは、国民健康保険証、印鑑、転出証明書です。
「乳児医療証」や「児童手当」、「老人医療」などの手続きも行います。
手続きに必要なものは、印鑑、転出証明書です。
引越しの5日前までに行うこと。
「転校届」の提出です。
転勤前の学校から「在学証明書」をもらい、転勤後に新しく居住する地域の「住民票」を添えて、転入先の教育委員会で手続きして「学校指定書」をもらいます。
それを転入先の学校長へ提出します。
引越しの4日前までに行うこと。
「郵便物の転送」を転勤前に住んでいる住所を管轄している郵便局で行います。
手続きに必要なものは、郵便局指定のハガキに旧住所と新住所を記入して連絡します。
「電話の移転届」を転勤前に住んでいる住所を管轄しているNTTに連絡します。
こちらは局番なしの「116」へ電話すれば大丈夫です。
引越しのコツ
引越しをするのに一番大切なことは段取りを決めることです。
特に転勤による引越しの場合は、準備期間も短くスケジュールも大変なので、きっちりとこなしていかなければなりません。
最初にやる段取りをきちんと決めておけば、あとはそれを実践していくだけなので大丈夫です。
引越しするときに注意すべきことを少し挙げます。
荷造りのダンボールやガムテープなどを自分で購入してこないようにしましょう。
引越し業者を決めて契約すれば、引越し業者が全て揃えてくれます。
また引越し完了後のダンボールの回収も頼むことができるので、ごみにならずに処分の手間もありません。
エアコンについては、基本的には転勤前の家で処分していくことをおすすめします。
なぜならばエアコンを持っていって転勤先の新居で再度設置しようとすると、配管を交換するお金やガスの補充などにお金がかかってきます。
今使っているエアコンを転勤先に持って行くくらいならば、現地で安いエアコンを購入して無料設置のサービスを受けて設置した方がお得になります。
その他にも普段使っていないもの、DVDやCDなどの売却可能なものに関しては極力処分していくことをおすすめします。
荷造りの基本は、荷造りするものを減らすことが重要です。
引越しをきっかけとして本当に必要になるもの以外は処分しましょう。
新しく住む家、片付ける間取り、場所をイメージしながら必要なものだけを荷造りしていきましょう。